ドレープカーテンの作り方(1.5倍ヒダ)

娘の部屋のカーテンが5〜6年前の幼稚園の頃に選んだ柄で、少し幼く感じていたみたいで(まだ幼いんですが笑)、新しくすることにしました。
カーテン用の生地を娘と一緒に見にいって決めました。
今までも何度かカーテンを作りましたが、いろんなサイトを検索しながら作るので、訳がわからなくなくなります。
また作ることもありそうなので、覚え書きのために作り方を載せてみようと思います。
目次
カーテンの用尺
カーテンは縫い代が結構多く、ちゃんと計算しないと足りなくなってしまうので、生地購入前にしっかりと計算することをおすすめします。
今回我が家で作るカーテンは、腰高窓で、カーテンレールが窓枠の外側にあるタイプで、両開きのタイプを作ります。

出来上がりの長さは、カーテンレールランナーから窓下までの長さ+15〜20cmぐらいが良いようです。(窓枠の内側につけるタイプは窓の底辺までの高さ-1〜2cmがいいようです)

娘の部屋には窓が2つあるので、2つ分のカーテンを作ろうと思います。
カーテンレールが177cmと175cmで、どちらも窓下までの長さは95cmなので、カーテンの出来上がり丈は115cmにしようと思います。
1つの窓に2枚なので、今回は4枚のカーテンを作ります。
出来上がり丈+縫い代(30cm位)が必要になります。
娘が気に入った柄が150cm幅の生地だったので、『1.5倍ヒダ』のカーテンを作っていきます。
必要な材料

- 生地
- ミシン糸
- カーテン芯地
生地は遮光のものにしました。
出来上がり丈は115cm+縫い代は26cmにしました。←ケチりました笑
今回はこれを4枚分なので、150cm幅を5.7m購入しました。
※左右の柄合わせが必要な生地は柄のリピート分多めに購入してください。

カーテンフックが75mm用だったので、カーテン芯地の幅は75mmにしました。
150cm幅×4枚分なので、6m購入しました。
ヒダの計算
これがもう頭が混乱します笑
150cm幅の生地を使用することが決まっているので、そこから計算しました。
全体巾(A) | ヒダを取る前のカーテンの全体巾−6cm(両サイド縫い代3cm) | 150-6=144cm |
完成サイズ(B) | (カーテンレール巾×1.05)÷2 | (177×1.05)÷2≒93cm |
C | A−B | 144-93=51cm |
ヒダ個数 | (B-6(両サイド3cm入ったところからヒダを取る))÷ヒダ間隔12〜14cm+1 | (93−6)÷ 12〜14+1=7〜8個 |
一個あたりのヒダつまみの量 | C÷ヒダ個数 | 51÷7≒7.3cm |
ヒダ間 | (B-6(両サイド3cm))÷6 | (93-3×2)÷6=14.5cm |
【計算結果】
縫い代を除いたカーテン全体巾は144cmです。
今回の場合はレールの実寸が177cmと175cmなので、余裕分(×1.05倍)を見て186cmと184cmです。
両開きの場合は2で割りますので、片側の完成サイズ(B)は93cmと92cmとなります。
※ほぼほぼ一緒なので笑、全部93cmで作ります!
一個あたりのヒダつまみの量(cm)=約7.3cm
ヒダ間=14.5cm

作り方
①生地の裏側上部に芯地を縫い付けていきます。生地と芯地を1.5cm重ねて、捨て縫い(本縫いで縫う前に予め一部を縫っておくこと)をします

②芯の端で1回折りかえし、両端を3つ折りにして縫う。

③芯のところをもう一度折り返し、下を縫い合わせる

④芯の部分にヒダの間隔の印をつける
両サイドから3cm避けて、ヒダの間隔にチャコペンなどで印を付けます。
⑤ヒダ部分を縫う
ヒダを山折りにして、芯地巾分(7.5cm)ステッチをかける。

⑥ヒダ部分の真ん中を折りこみ、ステッチをかける

⑦裾を縫う
裾を10cmずつ三つ折りにしてステッチをかける
※ずれてしまっていたりするので、測ってから裾の縫い代を決めて下さい。

⑧カーテンフックをつけて完成!

完成しました!
